GA4で数字が合わないのはなぜ? 生ログから根拠を確認する方法

GA4で数字が合わないのはなぜ? 生ログから根拠を確認する方法

2026-09-17

GA4の通常レポートと探索で、同じ期間を見ているのに数字が違うことがよくあります。

「設定を間違えたのだろうか」
「どちらを社内の報告に使えばいいのか」

条件を変えたり、原因を検索したりしているうちに、時間が過ぎてしまう。そんな経験はありませんか?

詳しく調べると、「BigQueryを使えば生データを分析できる」という情報にたどり着いたものの、費用やSQL、画面操作の難しさがハードルとなり、すぐには利用できないと諦めるケースも多いです。

GA4で数字が合わない理由

GA4の通常レポートと探索は、同じデータを常に同じ条件で表示しているわけではありません。

利用できる項目やデータの保持期間、処理のタイミングに違いがあります。また、条件によってはプライバシー保護のために一部のデータが表示されなかったり、探索でサンプリングが適用されたりすることもあります。そのため、期間をそろえただけでは数字が一致しない場合があります。Google公式の説明表示方法ごとの比較

このあたりは、GA4内部の集計処理が利用者から見えにくく、集計の仕様や元データ(生ログ)をすぐに確認できないのが悩ましい問題です。

BigQueryを使えば、数字はそろう?

GA4はBigQuery(Googleの強力なデータ分析機能)と連携できることを知っていたり、使ったことがある方もいるかも知れません。BigQueryを使うと、GA4が受信したイベント単位の生データを使って、独自の分析ができます。

ただし、残念ながらBigQueryに連携すればGA4の画面と数字がそろう、というわけではありません。

GA4のレポートには、条件に応じて推定による補完などが加わります。一方、BigQueryへのイベント出力には、その推定結果は含まれません。つまりBigQueryは分析の自由度を高める仕組みであり、数値の違いを自動で解消する仕組みではありません。BigQuery Exportの公式説明

もしGA4の数値の違いで悩まれているなら、私はGA4ではなくBigQueryを中心とした分析をお勧めしたいですが、どうしても画面の難しさや、SQLなど技術的問題、費用などで悩むという方も少なくありません。その場合はQA ZEROの併用も運用負荷軽減としてお勧めできます。

QA ZEROは、生ログを取得可能

QA ZEROは、分析時間の短縮を目指したツールで、シンプルなUIでデータや、ヒートマップなどを同一ツール内で確認できます。またその根拠となる生データもすべて確認可能です。

データはシンプルなPVベースで保存されており、その中にページ内閲覧行動データももっています。またHTMLの変更履歴や、API連携でGoogleサーチコンソールややGoogleアナリティクスの付加情報も保存できます。「GA4に比べて、最初からかなり使いやすいデータになっている」と喜んでいただくことも多いです。主要データはこちらで確認できます。

そのデータは、画面で分析するだけでなく、CSVダウンロードやAPIで取り出すことができます。もちろんBigQuery連携も可能で、気になる結果があれば、元の記録を確認し、自社の条件で集計し直せます。

たとえば、問い合わせが減っているとき。「アクセスが減ったのか」だけでなく、「ページ内のどこまで見られているのか」「問い合わせにつながる要素が使われているのか」と、改善の仮説を具体的にできます。

もちろん、計測方法や指標の定義が違うので、QA ZEROとGA4の数字に差は生じます。QA ZEROの価値は、数字を一律にそろえることではなく、計測・保存した生ログにアクセスし、計測・保存された元データから結果を検証できることにあります。

GA4との併用を推奨しています

GA4の属性や地域などの情報は、訪問者の傾向を理解するうえで役立ちます。QA ZEROはプライバシーの観点からこのような属性データを保持しておらず、GA4から属性・地域の集計データをAPIで取り込み、分析に活用できるようにしています。

GA4で訪問者の傾向を捉え、QA ZEROでページ内の行動を詳しく調べる。双方の情報を判断材料にすることで、誰に向けて、どこを改善するかを考えやすくなります。

数字が違う理由が気になるのは必然です。でも、その確認に毎回多くの時間を費やしていては、時間がいくらあっても足りません。

適切な道具をうまく組み合わせることで、確認や分析にかかる時間を減らせます。道具を使う人の時間を大切にしたいという思いで、QA ZEROは開発を続けています。