【AI時代のすごいアクセス解析】ウェブ解析士会議2023in大阪の資料公開!

【AI時代のすごいアクセス解析】ウェブ解析士会議2023in大阪の資料公開!

2023-12-01

丸山です。こんにちは。
11/25のウェブ解析士会議2023in大阪ではありがとうございました。

「AI時代のすごいアクセス解析」ということでお話ししましたが、アンケートを見ると概ね楽しんで頂けたようでよかったです。

当日の資料

運営さんから許可を頂いたので、内容を公開します。

久しぶりのリアル開催は、他の皆様のセッションや懇親会も含めて本当に楽しかったです。責任者の安田さんを筆頭に、ウェブ解析士協会の運営スタッフの方の雰囲気作りが良かったと感じました。
(当日のハッシュタグ:#ウェブ解析士会議2023

当日お会いしたMulberryさんがブログを書いてらっしゃいました。

私も当日の参加者だけにお渡しした資料もありますし、お名前は知っていたけど初めて直接お話してできた縁もでき、やはりリアルならではの魅力があったと思います。来年も夏頃開催するかも、、という噂も聞いたので、気になる方は公式アカウント(@wakajp)をフォローされるのがお勧めです。

資料の中で大切なところ

P16・・・ChatGPTの利用率はまだ15.4%

全国平均で見ればChatGPT利用率はまだまだ低いです。
有料版となると更に減るため、データ分析にAIを具体的に使える人はまだ少なく、先行者メリットがあります。(情報ギャップが強いニーズを生むため)

P20〜P22・・・ChatGPTによるAI分析コメントを抜粋

よくあるアクセス解析の悩み「なぜアクセスが減ったのか?」「どリライトすべきか?」「何をしたらよいのか?」をプロンプトでAIに自動分析させました。

実際に弊社のQA ZEROから出したデータを使って分析を自動化しています。定性データの分析までできるようになっていることが特徴です。

P31・・・AI時代のアクセス解析ツールの課題

AI時代のアクセス解析ツールの課題

データが重要な時代に、リスクとなる3つを明確にしています。

  • ベンダーロック(データが囲い込まれ、分散する)
  • ログイン先が増えていく(めんどくさい)
  • Cookie規制で大ダメージ(70%のアクセスが記録されなくなる)

特にCookie規制は海外で問題となっており、来年からより本格化すると考えられています。

P32・・・AI時代のアクセス解析 〜ファーストパーティーデータのリッチ化が鍵に〜

AI時代のアクセス解析ーファーストパーティーデータのリッチ化が鍵に

プライバシー&AI時代のアクセス解析は「WebCDP(※)」を活用し、自社のファーストパーティーデータをリッチにしていくしかない、という図です。

GA4を含むクラウド型のツールでは、全く真逆になってしまい、アクセス解析ツールの3つの課題が解決しづらいことをイメージしてもらおうとした図でもあります。

P35・・・買い切り価格

買い切り価格

〜100万PV程度のサイトのWebCDPであれば、買い切りで安く構築できる、ということをお伝えしたくて作ったスライドです。
WebCDPを見据えたソフトは現状QA ZEROしか存在していないため紹介させて頂きましたが、重要なことは、自社にデータを貯めるアドバンテージが大きい時代であり、買い切りという選択肢も登場しているということです。

P40・・・効率化で稼ぎながら、得意を伸ばそう!

効率化で稼ぎながら得意を伸ばそう

私が尊敬している任天堂の元社長、岩田聡さんの言葉をご紹介しました。
AI時代は確かに自動化していきますが、まだまだ自動化はこれからです。
そういう時代には、こういった最新情報をキャッチアップしながらいち早く効率化し、その間に得意を伸ばしてきましょうというお話をしました。私もそうするつもりです。

セミナーの懇親会での話

懇親会では、お名前だけ知っていた西さんや広告の田中さんを始め、業界で有名な方々といろいろお話できて楽しかったです。総じて「これからはCDPになるしかないよね」「AIに有識者の知見をどう組み合わせられるかが鍵だよね」といった話題で盛り上がりました。

また、とある大手企業の方は、グローバルサイトが実際にCookie規制で悩まれているということで、こういったCDP+AIのツールに興味があるとおっしゃっていました。これもやはり来年のトレンドになってきそうです。

嬉しかったのは、別セッションで登壇した寳さんは、実際に手動でClarityのデータを加工し、AIで定性分析をしたことがあるということで。

その自動化の可能性はかなりあるということ、そしてきっとこのQA ZEROは世界に一石を投じるソフトウェアになりそうな気がする、とおっしゃってくださったことです。

QA ZEROは現在有料ヒートマップを使っている方であれば、それだけで価格メリットもあります。無料デモもご用意できますので、ご興味のある方はこちらからお問い合わせください。